応募コーステンプレート(第3階層)

開発・設計×コーポレート(液体水素ポンプ他、水素/航空宇宙分野の新製品開発) Development & Design × Corporate
募集部門のミッション
以下に必要な要素技術の研究開発を行い、その製品化を遂行しています。
1)各種モビリティ(自動車、航空機、船舶など)の脱炭素化
2)宇宙で多くの人々が生活するために必要なインフラの構築
液体水素遠心ポンプの開発・設計では、性能向上・顧客価値向上のため、製品開発や要素試験を計画し、検証・評価を行います。さらに、開発した製品を顧客へ販売するための顧客折衝・詳細設計業務を行っています。
また、当コースで扱う「水素事業」および「航空宇宙事業」に関する駆動装置や電気制御などの新技術開発およびそれらを含めた機電一体の製品開発を迅速に行い、市場成長や競合に先駆けて推進し、競争優位性の高い、かつ社会的貢献に資する機電一体の製品サービス化を実現します。
入社後にお任せする業務
▼取り扱う製品
1)水素航空機用ポンプ(液体水素ポンプ及び冷却水ポンプ)
2)小型ロケット用燃料・酸化剤ポンプ(モータ駆動及びガスタービン駆動)
3)人工衛星スラスター用燃料・酸化剤ポンプ(モータ駆動)
液体水素をつくる・はこぶ・つかうの各ステージで必要となる液体水素を昇圧するための遠心式ポンプを扱います。
(液体水素は-253℃の超低温の液体であり、他の流体とは異なる特徴を持つため、特殊な技術が必要になります。)
また、液水ポンプ等に搭載される電動機・発電機等パワーエレクトロニクス機器や、超高速回転を実現するための磁気軸受の開発・商品化が対象となります。
▼業務内容
以下のいずれかの業務を担当いただきます。
1)航空宇宙用ポンプの開発・設計
・水素燃料航空機向けの液体水素燃料ポンプ及び、燃料電池スタック冷却用ポンプの開発
・開発難易度の高い燃料・酸化剤ポンプの開発
・人工衛星スラスター用燃料供給システムの推力制御性改善及び軽量化を目指した燃料・酸化剤ポンプの開発
2)遠心式液体水素ポンプの開発・設計
新しい製品の開発になりますので、さまざまな困難がありますが、持続可能社会構築のために必要となるカーボンニュートラル実現に貢献する製品の開発・設計を通した社会貢献ができます。
社内では、材料、振動領域の専門家からアドバイスをいただいて開発に反映させたり、他製品の開発部門との情報交換を行います。
また、試験装置や製品を作り上げるために生産・製造部門と折衝・協力しながら開発を推進しています。
社外とは、国内の重工メーカーからベンチャー企業まで様々コミュニケーションを取ります。また、大学教授や学生さんともコミュニケーションも行います。JAXAとも密接に連携しつつ開発を進めます。
その他、お客様にとって最適な製品・サービスを提供するためにお客様との情報交換を行ったり、必要な部材・資機材の購入のために、サプライヤーと交渉するなど、数多くの関係者とやり取りをしていきます。
仕事の魅力・やりがい
様々な能力をもったやる気の溢れるメンバーが、世の中に革命を起こすべく新しいことに取り組んでいます。
平均年齢は30台前半で、フラットな組織の中で職位に関係なく意見を言い合いながら技術開発を進めています。
難しい&スピードが求められる面はありますが、世界を変える最先端の技術を自由な発想で作っていきたいという人にはこれ以上ない無我夢中になれる環境です。
液体水素遠心ポンプという新しい製品を開発・設計しますので、机上での設計業務だけではなく、自ら手を動かし試作したり実験・評価を行っていただきます。
競争力の高い新構造の製品を市場に投入するべく、難易度の高い業務ではありますが、社会貢献性が高く、担当した製品が市場に出た際には、他に代えがたい達成感があります。
仕事を通して身につく知識・スキル
≪ポンプの開発設計≫
流体設計(羽根車など)、製図、回転機の振動、構造解析、熱解析、流体解析、1D-CAE、生産技術(加工、溶接、熱処理、3D積層造形など)、高圧ガスの取り扱い等を身につきます。また新規製品の開発業務を通して、課題発見・分析・解決能力が身に着きます。
専攻
▼文理区分
理系
▼特に活かせる専攻(※応募可能な専攻を限定するものではありません。)
・機械工学:構造設計、流体力学の知識を使った設計検討、熱収支計算など、幅広く製品開発の業務で活かすことが出来ます。
・電気通信工学:制御回路と制御用マイコンやモータ駆動アンプ(インバータ)の開発、電気系の試験と評価、回路解析やダイナミクス解析、磁場解析等のシミュレーション技術に活かせますことが出来ます。
・数学:物理学や機械工学の基本は数学力であり、業務で必要な知識をスムーズに吸収することができます。
・物理学:機械システムを単純かつ適切に物理モデル化して、1D-CAEによって動的な挙動を調べることが出来ます。
初期配属地
藤沢事業所(神奈川県 藤沢市本藤沢4-2-1)
その他、働き方等
▼国内出張:有、海外出張:有
▼業務で使用する日本語以外の言語:英語
・メール:有
・資料/文書読解:有
・電話会議/商談:有
・駐在:無
※現時点での想定であり、業務や組織の状況によって異なる場合がございます。
