応募コーステンプレート(第3階層)

生産技術×精密・電子(最先端の自動化・精密加工工場の生産性向上を担う生産技術職) Production Engineering × Precision Machinery Company
募集部門のミッション
ドライ真空ポンプの生産工程において、加工・鋳造生産技術を通してPQCDSE(Productivity:生産性、Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期、Safety:安全、Environment:環境)の造り込みと向上を図ることや以下のようなロボット等を使用した製造工程の自動化が当部門のミッションです。
1)産業用ロボット、協働ロボットを使用した組立自動化推進
2)自動搬送車(AGV、AMR)を使用した配送自動化推進
3)仮想空間(デジタルツイン)の検討
4)工場DX推進と工場データ活用(データサイエンス)
入社後にお任せする業務
▼取り扱う製品
半導体を製造する上で欠かせない、ドライ真空ポンプ(封止に油や液体を使用しない非接触型の真空ポンプ)を生産しています。ガスの流路に油を使わないため、クリーンな環境を必要とする半導体、液晶パネル、太陽光LED、電池、検査装置などに使用されます。
▼具体的な業務内容
【ドライ真空ポンプ 生産技術(加工工程の生産性向上推進)】
当部門では、ドライ真空ポンプの性能を決めるキーパーツである、ローター(羽根の付いたシャフト)とケーシング(羽根部分を覆うケース)を扱います。共にミクロンレベルの精密加工が必要な部品となります。工作機械や加工物を搬送する為のロボットなどの自動機を駆使した生産体勢の構築にて、ローター、ケーシング加工工程のPQCDSEを高めます。
当部門では多岐にわたる部門とのコミュニケーションがあり、社内連携が非常に重要なポジションです。
1)製造部門…製造の為のフォロー業務。現場での改善点の収集の為の情報交換など
2)設計/開発部門…製品化の為の協議(生産性、コストなど)や量産後の課題のフィードバック、など
3)生産計画部門…生産に関わる調整(設備の得失などを踏まえ、複数品種をどのように生産していくか)など
4)調達部門…物品購入に関わる調整など)
5)品証部門・アフター部門…品質不具合に対する情報交換や対応協議など
また、設備の導入なども伴うため、社外とのやり取りも多く発生します。
1)設備メーカー…設備導入の為の仕様調整、各設備メーカー(製品)比較の為の得失の見極めの為の情報交換など
2)商社…物品購入の為のやり取り、納期や価格のネゴなど(購買は調達部門)
3)ポンプ部品サプライヤ…ローターとケーシングは外製もしており、その技術指導など
【ドライ真空ポンプ 生産技術開発(組立・物流工程自動化推進)】
ロボット等の自動機を用いて、主に組立・物流工程の自動化を推進する業務です。
1)安全、品質、生産性を考慮した自動化のライン設計や仕様作成
2)設置後、ティーチングや機器調整等を行い、製造部門に引き渡し
3)引き渡し後の自動機やPLCから収集したデータを活用し、品質改善や生産性向上などの改善
また、製造部門が安定して生産を行うための支援を行っています。そのため、実際に生産を行ってもらう作業者や工程リーダーに現状の課題や問題点を共有し、それに対しての改善案の提案と具現化を行います。また品質改善をするため、設計や品質保証との連携も不可欠です。
自動化などを推進する上では、導入する設備の仕様を検討し、その仕様を設備メーカーやSIer(システムインテグレーター)に説明、見積りをもらい精査、発注し、設備設置工事や設置された設備が想定能力を発揮するかを設備メーカー、SIerと確認しながら業務を遂行します。
仕事の魅力・やりがい
ローターとケーシングの高品質・高効率な生産体勢構築はドライ真空ポンプの性能やコストを大きく左右する為、事業貢献度の高い業務と言えます。
また、近年では自動化やDXを活用した生産体勢を築くため、挑戦的な取組を行っており、またそれを推進する風土があります。特にこの加工職場においては全工程での自動化を行い、ダークファクトリー(電気が消えてても生産できるような工場)を目指します。
半導体は私たちの生活に無くてはならないもので、今後も伸びていく市場です。半導体製造に必要なドライ真空ポンプの需要も、それに合わせて伸びていきます。この需要増に、”より高効率な生産ラインを最先端技術を駆使し構築すること”、”その技術を他の工場に横展開をする”ことで応えていくことが我々の使命であり、魅力です。様々な自動化技術を、検証を行って最適な適用方法を見極め、それを量産ラインに適用し、またそこから改善する、というサイクルを通して、活きた自動化技術を身につけることができることも魅力です。
仕事を通して身につく知識・スキル
身に着けられる知識・スキルは多岐に渡ります。
1)精密機械加工
2)治工具設計(CAD操作)
3)工程設計設備導入
4)生産に関するロボット等の自動化技術の知識
5)品質改善、生産性改善、リードタイム改善、安全衛生(法令に関する知識)
6)データサイエンス、制御機器、IOT、DX
など 最先端の知識に触れることができます。
専攻
▼文理区分
理系
▼特に活かせる専攻(※応募可能な専攻を限定するものではありません。)
・機械工学:切削・研削など機械加工の知識、材料に関わる知識、機械製図、CAD操作 などが活かせます。また、生産設備や治工具の検討を行う上で、機械、材料、強度計算などの知識が活かせます。
・電気通信工学:生産設備を制御し、DX化のためネットワークをつなげる必要があります。そのための電気や通信知識を活かすことができます
初期配属地
藤沢事業所(神奈川県 藤沢市本藤沢4-2-1)
その他、働き方等
▼国内出張:有、海外出張:無
▼業務で使用する日本語以外の言語:無
※現時点での想定であり、業務や組織の状況によって異なる場合がございます。
